キャバクラでは「プレゼントは顧客がキャストにあげるもの」と思われていますが、キャストから顧客へプレゼントを贈る事もそれなりにあるんです。
とはいえ「どんな物をプレゼントすれば良いのか分からない。予算はどれくらいが良いの?」と悩んでしまいますよね。
このページではキャストから顧客へのプレゼントについてまとめています。
キャバ嬢がお客さんにあげるプレゼントの予算ってどのくらい?
お客さんと一言で言っても、
- 半年に1回来るか来ないか程度のお客さん
- 毎週のように通ってくれる馴染みのお客さん
- 通う頻度は低くても一度に10万円以上のお金を使ってくれる太客
など様々です。
当然相手によってプレゼントに掛けられる予算だって変わってきます。
ではどれくらいの予算が適当なのでしょうか?
毎週のように来てくれる顧客へのプレゼント予算
毎週のようにお店に来て指名してくれる顧客や、一度の来店で10万円以上使ってくれる大事な顧客の場合は、プレゼントの予算は約2万円前後が妥当です。
「普段からお世話になっているから」と言って何十万円もするプレゼントを贈ると、逆に負担になってしまうかも。
たまにしか来てくれない顧客へのプレゼント予算
指名はしてくれても、数か月に1~2回程度の来店頻度の顧客には3千円~5千円前後のプレゼントが妥当。
あまり大した物は買えませんが、気持ちだけ、粗品程度のプレゼントでOKです。
たまにしか来てくれない顧客に高額なプレゼントでは、かえって不自然ですよね。
キャバクラにおけるお客さんへのプレゼントのマナー
キャストが顧客にプレゼントを贈る場合、独身の方でも恋人がいる場合、また既婚者の場合は「他の女性からプレゼントをもらった」ことを家族に知られたくないものです。バレたら喧嘩に発展するかもしれませんからね。
そのため、例えばバレンタインデーにチョコを贈るなら、大量にチョコをあげるのではなくその場でパクっと食べられる程度の大きさにするなどの気遣いを。
または家族に見つかっても不信感をもたれないプレゼントにしましょう。
プレゼントも必要以上に大きな商品だと持ち帰りが難しくなるので、程よい大きさの物を選ぶと良いですよ。
これを贈ると好印象!おすすめのプレゼント
では、実際にどのようなプレゼントを贈ると好印象なのでしょうか?
ここからは、実際に喜ばれやすいプレゼントについて種類別にご紹介いたします。
筆記用具(万年筆など)
キャバクラに来る多くの顧客は会社員です。
会社員の顧客には、万年筆などの高価な筆記用具がプレゼントとしておすすめです。
パソコンでなんでも済む時代ですが、いざというときに良い筆記用具でサインなどをすると出来る男性に見えるので、喜んでもらえる可能性が高いです。
また、筆記用具は相手の好みが深く関係しないというのも良い点です。
何を贈ればよいか迷ったら検討してみましょう。
お酒
キャバクラに来る顧客の多くはお酒が好きなので、定番のプレゼントのひとつです。
ウイスキーや日本酒、何が好きかをキャバクラでの普段の会話の中で把握しておくといいですね。
お酒の場合はお店のスタッフに頼んでおけば用意してくれるケースもあり、原価で購入出来るのでお得です。ボトルキープも出来るので便利ですよ。
ネクタイピン
ネクタイピンも会社員の顧客におすすめのプレゼントのひとつ。
目立つことなく自然に普段から使えますし、値段もリーズナブルです。
ネクタイピンをつける際にあなたのことを思い出してお店に足を運んでくれる可能性も高まります。
ネクタイピンはおすすめのプレゼントではありますが、ネクタイそのものをプレゼントとして贈るのはおすすめしません。
目立つアイテムなので、家庭を持つ顧客の場合はトラブルに発展する可能性があるためです。
名刺入れ
名刺入れもおすすめのプレゼントです。
仕事中以外は出す機会が少ないアイテムなので、家庭を持つ顧客の場合も目立たないためです。
こちらも価格はそこまで張らないので、贈りやすいプレゼントでしょう。
ただし、太客の場合は有名ブランドのものを贈るなど、場合によって予算を変えましょう。
ライター
喫煙者の顧客には、ライターもおすすめです。
普段から使うものですから、愛着も湧くでしょう。
ただし、ライターはデザインが豊富なので、顧客の好みを把握する必要があります。
プレゼント選びは気持ちが大事!
馴染み客へのプレゼントは、価格よりも気持ちを込める方が大切。そのためには日頃からの情報収集が重要です。
「登山が趣味と言っていたからスポーツタオルと水筒をプレゼントしよう」
「名刺入れがボロボロと聞いていたから、本革の名刺入れをプレゼントしよう」
と相手が本当に欲しいと思える物を贈りたいなら、どれだけ相手の事を理解しているかが鍵になります。
キャバクラで勤務する際に顧客ノートを付けているのなら、ノートを参考にしてプレゼント選びをすると間違いありません。
まとめ
キャストから顧客へのプレゼントは案外難しいもの。
誰にでもプレゼント出来るようなものでは印象に残りませんし、とくに太客へのプレゼントを安易な物にすると「俺への気持ちはこんなものか」と思われてしまいますね。
このように、できるキャバ嬢は普段の接客の中でも情報収集や観察をしっかり行っているのです。