キャバクラでシャンパンが一番入るのは「お祝ごと」の時
シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で醸造されているワインの一種で、普通のワインには入っていないはずの炭酸ガスが入っているのが特徴です。
キャストの中には「シュワシュワしたワイン」と表現している方もいます。
スパークリングワインの一種である、このシャンパンをお店で開けるのは「お祝い事」がある時。
例えばキャストの誕生日や記念日、クリスマスやホワイトデーなど何かお祝いをしたい時にピッタリです。
お祝い事の時にシャンパンをおねだりすると入れてくれやすい
お客様の方が「シャンパンはお祝いに飲むのが最適」と知っている方もいるので「今日は、私の誕生日だからドンペリ入れてね♡」とおねだりすると、ピンと来る方は「いいよ!」と承諾してくれることが多いです。
キャバクラでシャンパンを注ぐ時のマナー
シャンパンの開栓にはコツがあるため、キャストが自ら行うとコルク栓が飛んでしまいケガをする可能性があります。
下手をすると開栓時にシャンパンが吹きこぼれるケースもあるので、開栓はボーイに任せるのが無難。
開栓されたシャンパンの瓶を渡されたら、グラスに注ぐのはキャストの仕事です。
シャンパンは一気にグラスに注がず、必ず2~3回に分けて注ぎます。
もし2つのグラスにシャンパンを注ぐ時は、顧客のグラスにシャンパンを注ぎ、次に自分のグラスに…を2~3回繰り返します。
この時、わちゃわちゃと慌てた動作は品がないように見えてしまうので、出来るだけ静かに落ち着いて注ぐようにしましょう。
2杯目以降はボトルに付いた水滴を拭いて、綺麗な状態のボトルで注ぎます。
シャンパングラスを持つ時のマナー
シャンパングラスにはシャンパンタワーを作るために使われる「ソーサー型」と呼ばれるグラスの他にも、フルート型やチューリップ型などのグラスがあります。
グラスボウル(シャンパンを入れる部分)の形はいくつかありますが、大事なのはグラスの形ではなく”正しい持ち方をしているかどうか”です。
テレビドラマなどでも女優がシャンパングラスを持っているのを見た方もいると思いますが、ボウル部分をガッツリ持つのではなく脚の部分を持って飲むのがマナーです。
ボウル部分を持つと体温で炭酸ガスが抜けてしまうのがその理由とされていますが、実際はそれほど温度は上がらないそうです。
国際的にはボウル部分を持って飲むのがルールとされていますが、日本はグラスの脚を持って飲むのがスタンダード。
脚の部分を持つ方が上品に見えるので、お店ではこの飲み方が無難です。
シャンパンは酔いやすいので注意!
シャンパンは甘く口当たりも良いのでついつい飲み過ぎてしまいますが、酔いやすいのは有名な話です。
シャンパンのアルコール濃度は約11%前後と、ビールの約5%と比べると2倍以上。しかもシャンパンの炭酸ガス濃度もビールに比べると2倍高くなっています。
ビールとの比較では、単純にアルコール濃度も炭酸ガス濃度も2倍以上。
炭酸ガスはアルコールの体内吸収の速度を速めるため、あっという間に酔っ払ってしまいます。
お酒に弱い方は、他のキャストに一緒にシャンパンを飲んでもらうなど対策が必要です。
酔いにくくするための方法はお酒の弱いキャバ嬢必見、お酒に酔いにくくするための方法2つでもご紹介しています。
キャバクラでシャンパンを飲みやすくする方法
人気のキャストにもなれば、一日にたくさんのシャンパンを飲むことも珍しくありません。たくさんのシャンパンを飲むと、シャンパンの泡でお腹が膨れたり、酔っぱらってしまう可能性があります。
泡を抜く方法としておすすめなのは、マドラーなどでかき混ぜる方法。
これを行うだけで、泡が抜けて飲みやすくなります。
またお酒に強くないキャストは、氷を入れて薄めて飲む方法もおすすめ。
これによりアルコール度数が減って飲みやすくなります。